白い稲妻と呼ばれているらしいセイコー5 SNKD97J1。
オールブラックの黒い稲妻、SNKE03J1と悩んで結局、白い稲妻を選択した。白い稲妻の方が流通量が少ないのか値上がりしており、高騰して買えなくなりそうだったのが決め手だった。
白文字盤の爽やかさの中にキリッとした印象もあるデザイン。人によっては小さく感じるかもしれないけれど、個人的には37mm径のケースサイズが大きすぎず小さすぎずちょうど良い。
特にベゼルの質感が良く、数字も掘り込まれていてプリントではない。ただ回転はしないのであくまでデザインとして機能している。これがダイバーズのように逆回転防止ベゼルなら尚良かった。
50m防水なので、水泳やマリンスポーツなどには使用できないけれどルミブライト、デイデイト付きと実用性も備えている。精度も安定している。
ベルトはヘアライン仕上げ。
弓かんが無く、ベルトの形状が10mmの凸型でないと交換できないのが難点。いろんなベルトに変えて楽しみたい人には向かない腕時計。
同じ7S26ムーブメントのSEIKO5 SNXS73K。同じムーブメントでもSNXS73Kは3気圧防水。防水性は白い稲妻の方が高くスポーティな印象だけれど、夜間の視認性はSNXS73Kの方がルミブライトの範囲が広いので良いと感じる。ベルトの交換も容易。