腕時計日記

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SEIKO SBTM317 レビュー


ソーラー電波時計のSBTM317。時刻と日付を自動で修正してくれる。
ソーラー充電なので定期的な電池交換も不要で基本的にはメンテナンスフリーで楽ちん。
今年はうるう年だけれど、日付表示を自分で変更する必要もない。
いわゆるパーペチュアルカレンダー。パーペチュアルカレンダーは機械式腕時計において世界三大複雑機構の一つとされており、搭載されている時計はとてつもなく高額であるが、電波修正であれば複雑機構も要らず低価格でその機能を手にすることができる。



搭載されているムーブメントはキャリバー7B72。クォーツは機械式時計に比べてトルクが弱く、針を大きくできない弱点があるが、このムーブメントはクォーツにもかかわらず、針が大きく存在感がある。
サファイアガラスの風防はスーパークリアコーティングも施されているため、反射は少なく視認性が高い。低価格帯のセイコーサファイアガラスは反射が強いと感じることもあるけど、この機種に関してはコーティングのためか反射は全く気にならない。
表層の防汚膜により汚れもつきにくいと感じる。




10気圧防水と必要十分な防水性能。針とインデックスに蓄光もあり、実用性は高い。ケース径は39.5mmと標準的なサイズで使いやすい。インデックスはサイドにカットが入っていて、角度によって光ったり、虹色に見えたりして、上質感がある。
白文字盤は爽やかな印象で、オンオフどちらでも使えるかと思う。冠婚葬祭や冬には革ベルトに変えても良さそう。
シンプルで流行に影響されないデザインなので、年齢問わず末永く使える一本。