腕時計日記

腕時計のレビューを書いてます

腕時計 オリエントORIENT スイマー SWIMMER レビュー

 


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オリエントORIENT スイマー SWIMMER WW0301UN

 

仕事用に使っている腕時計、オリエント・スイマー。

仕事用の腕時計として求める条件は、タフなこと、正確なこと、派手過ぎないこと、重たくないことで、この腕時計はその全てを満たしている。

 

スクリューバック、ねじ込み式リュウズと高い気密性により10気圧防水という高い防水性能を持っている。

高い防水性は使用時だけでなく、時計自体を洗う時にも便利。仕事用ということで毎日使うものなので汚れが気になるが、10気圧防水なら水につけて丸洗いすることができる。これが3気圧防水といった日常生活防水ならこうはいかない。手を洗う時でさえ水がかからないように気を使わねばならないが、この腕時計はそういった心配もない。

また、第一種帯磁時計なので、磁力の影響にも強い。磁界を発生する機器に5 cmまで近づけてもほとんどの場合、性能を維持できるタフな腕時計。

 

正確さもクォーツなので月差±15秒と正確。機械式と比べると時間がズレないという安心感がある。

 

デザインはシンプルな三針デイト。シンプルさの中に美しさもある。文字盤は明るいブルーというよりは深めの濃紺といった印象。派手過ぎず相手を刺激しない。

ケース径が35mmと小ぶりなためか針の大きさが相対的に大きく力強く見える。針とバーインデックスの外側に夜光もあり、実用性の高い腕時計となっている。オリエントの腕時計は夜光の発光が強く視認性に優れているように感じる。

 

オリエントスイマーは薄くて軽いので、毎日着けるのが苦にならない。どれだけデザインが気に入っていても150gを超えるような重たい腕時計では毎日着けるのは疲れることがある。そういう意味でもデイリーユースにぴったりの腕時計。

 

唯一惜しいと感じるのが風防がサファイアガラスではなく、ミネラルガラスであること。これがサファイアガラスであればよりタフな腕時計ということになるのだけれど、定価13,000円という値段を考えると致し方ないのかなと思う。コストパフォーマンス最高腕時計の一つ。

 

腕時計 SEIKO5 SNXS73K レビュー

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SEIKO5 SNXS73K

 

一万円台で購入できる格安機械式時計。セイコー5シリーズ。電池の供給が困難な途上国ではクォーツよりも機械式が重宝されているらしい。

セイコー5の5は、切れないゼンマイ(ダイアフレックス)、耐震装置(ダイアショック)、自動巻き、防水機能、デイ・デイト表示の5つの特徴から命名されたのだという。

 

ただSNXS73の防水性能は3気圧防水とあまり高くなく、水につけて洗うことなどはできない。デイ・デイト表示は日付と曜日が確認できて便利なこともある一方で、機械式時計は使用しないと止まるので合わせるのが煩わしいといった面もある。

また、午後8時から午前4時の間に日付・曜日の調整をすると歯車が破損し故障に繋がるのでそういった点にも気をつけなければならない。

 

 

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ケースは37mm径と小型で腕に馴染みやすい。4時位置に竜頭があるので手に干渉しないのも良い。

 

手巻きや時刻合わせの時に秒針を止めるハック機能はついてないものの、安定感があり巻き上げ効率の良いムーブメント。パワーリザーブは40時間ではあるものの巻き上げ効率が良いためか止まらない。

 この腕時計の特に好きなところは普遍的なデザインと高い視認性。デザインは全体のバランスが良くシーンを選ばない。立体感のある植字、サンレイ仕上げの文字盤が美しい。文字盤がロレックスのデイトジャスト、オイスターパーペチュアルに似ているので、海外でも人気のようである。

 

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裏はシースルーとなっている。

ベルトは安っぽいというレビューが散見されたけれど、あまり気にならない。革ベルトも合いそう。

軽いので毎日着けていても苦痛にならない腕時計。

 

気になる腕時計 TISSOT PRX 2022年新作

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ティソのPRXの新作が発表された。2022年の7月に販売予定とのこと。ティソは実用性とデザインを兼ねそえたコストパフォーマンスの高い腕時計を作っているブランドなので注目している。

 

PRXは外装のソリッドな仕上げ、デザインがかっこよく、現行の型も気にはなっていたものの径が40mmと自分としてはやや大きめなのがひっかかり購入には至らないでいる。

 

それが今回の新作では35mm径と主張しすぎない理想的なサイズ感。

PRXのXは10気圧防水を意味しており、高い防水性能を有している。高精度で堅牢。

そんなデイリーユースにもぴったりであろうPRXなのだけれど新作では文字盤のカラー展開が黒や白といったシンプルなものがないのが難しい。グリーンやアイスブルーも良いと思うのだけれど、仕事などの日常使いとなると、やや派手すぎる気がする。毎日使うとなると、白や黒文字盤などが飽きがこないのではないかと思う。前作では黒と白があったので少し残念。

普段使いではなくカジュアルやスポーツならPRXよりもダイバーズウォッチのシースター1000の方が欲しいかもしれない。こちらも36mm径のサイズダウンで新作が出るとのこと。軽くて小ぶりなダイバーズウォッチは多くないので、注目している。30気圧防水とスペックも高い。

 

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話をPRXに戻すと、もう一つ気になるのは、針の太さと、インデックスの立体感。シンプルなバー針は太すぎて個人的にはレトロ感が強すぎるように感じる。もう少し細めでソリッドな形状の針の方が外装と合うというかスタイリッシュになりそう。

対してインデックスは非常に細く、存在感に乏しい。コスト上の事情なのかもしれないけれど、ベルトとケースの外装、質感が素晴らしいのでかえってギャップを感じてしまう。

 

とはいえ、腕時計は写真と実物を見るのとでは印象が大きく変わることが多いのもたしかなので実物を見てから検討したい。

 

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腕時計 タグホイヤー TAG Heuer フォーミュラ1 レビュー

 

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タグホイヤー フォーミュラ1  WAZ1110.BA0875

 

 

はじめて購入した初ホイヤーがこのクォーツ製のフォーミュラ1だった。

フォーミュラ1の名に相応しくスポーティなデザインで車に乗っているときに着けると気分が上がる。

モータースポーツと密接な関係を持つタグ・ホイヤーフォーミュラ1はF1の世界観を体現したモデルなのだけれど、逆回転防止ベゼルと200m防水を備えており、ダイバーズウォッチとして使えるほどのスペックがある。つまり陸でも海でも活躍できる万能腕時計なのである。夜光塗料の施されたインデックスと針は暗闇での視認性も確保してくれる。

カジュアルでありながら実用性の高い腕時計。

 

 

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軽すぎず重すぎない。ほどほどの重量感があり、腕にしっくりとくる。316Lスティール製。

タグホイヤーの中でも比較的手に届きやすい価格であることも人気の理由の一つではないかと思う。

腕時計 SEIKO セイコー SBPX083 レビュー

 

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SEIKO  SBPX083

 

コスパ最高腕時計の一つ。なんと一万円台でサファイアガラスの風防。

ソーラー充電なので電池交換が不要。便利なデイデイト機能付き。

だけれど個人的にはデイデイトはなくても構わない派。気にならない人もいるとは思うけれど、黒文字盤にデイデイトのでかい白窓はデザイン的に少し気になってしまう。

白文字盤、もしくは文字盤と同系の窓色ならさほど気にならないのだけれど。

またSOLARの印字もデザインを損ねているように感じてしまう。

とはいえグランドセイコーを彷彿とさせる夜光のない太めのドーフィン針と立体的なバーインデックスは好き。

特にバーインデックスは光の当たり加減によって虹色に見えることがあり、とても美しい。

ベルトも5連でしっとりとして着け心地も良いので毎日使いたくなる。 ただ、防水は3気圧と強くない。太めのベゼルも鏡面仕上げで美しいものの、傷はつきやすい。デザイン的にも使用シーンはオフィスワークや就職活動、フォーマルな場が向いているのかと思う。革ベルトに変えてみても合うかもしれない。

 

腕時計 SEIKO セイコー SGG729P1 レビュー

 

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チタンケース
チタンブレスレット
キャリバー7N43 
クォーツムーブメント
5年バッテリー
サファイアクリスタル
曜日と日付の表示
100M防水
約ケース直径37mm 
約ケース厚8mm 

 

 

セイコー SGG729P1。文字盤のカラーはダークネイビー。落ち着いた雰囲気の中に美しさもある。逆輸入の海外モデルで以前は1万円台で購入できていたけれど、現在は値上がりしている様子。

 

この腕時計は大きな特徴が二つあって、一つは風防がサファイアクリスタルであること。サファイアクリスタルは高級腕時計によく使われる、傷がつきにくくて透明度の高い風防。

 

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もう一つの特徴はケースとブレスの素材がチタンであること。チタンは非常に軽くて、アレルギーも起こり難い素材。軽いのでつけてて疲れない。100m防水も備えている。

 

以上の特徴から仕事やアウトドアなどでガシガシ使ったりもできるし、シンプルな三針デイデイトで主張しすぎないデザインなので冠婚葬祭シーンなんかでも使いやすいのではないかと思う。

 

個人的にはデイデイトの背景色が白ではなく文字盤と同系色なのが好印象。青や黒系文字盤にデイトやデイデイトの背景色が白だと、そこがやたらと目立ち、デザインを損ねてしまっているような気がしてしまう。

 

サイズはやや小ぶりな直径約37mm。加えて軽いので腕時計に重厚感を求める人にはあまり向かないかもしれないけれど、一本持っておくと色んなシーンで活躍できる実用性の高い腕時計だと思う。

 

腕時計 セイコー スピリット SPIRIT SBTR027 レビュー


【仕様】クォーツクロノグラフ(8T63)
【ケース素材】ステンレススチール
【風防素材】ハードレックス
【バンド素材】ステンレススチール
【防水】日常生活用強化防水(10気圧防水)
【ケースサイズ】縦47.0mm 横42.5mm 厚さ12.0mm 重さ130g


一際目を惹くクロノグラフセイコーアウトレットにて購入。
セールストークかもしれないけれど店員さん曰く、なんでも1番売れている腕時計らしい。ロレックスのデイトナに似たデザインに求めやすい価格が人気の理由ではないかと想像する。

8Tクロノグラフシリーズには縦インダイアルのものもあったのだけれど、より立体感のあるのは、この横インダイアルの文字盤のほうだと感じた。

また、このシリーズは複数のカラー展開がされているが、文字盤とインダイアルが同じ色のものがほとんどの中で、このSBTR027は文字盤がグレーでインダイアルが黒色でよりコントラストが際立つデザインだったのも選択する決め手となった。
グレーの文字盤は光の当たり加減により薄いブルーにも見える。




本来、秒針にあたる長い針がストップウォッチ機能になっており、真下にあるインダイアルが秒針となっているのに違和感を感じる人もいるかもしれない。これは好みの分かれるところ。個人的にはさほど気にならないので問題なし。

サイズもクロノグラフにしては40mm径と大きすぎない程よいサイズ感で主張しすぎていないところも良い。

防水も10気圧防水と申し分ない。気にせずに水につけて洗うことができる。夜光はあまり光らず弱い。
針はクォーツなのであまり大きくないものの、全体的には立体感の際立つデザインで気に入っている。